インテリア極上スタイル
ドラマに出てくるような生活感のないモダンな部屋と、趣味まっしぐらなコレクション部屋。
男性向けのインテリア雑誌って、この2つのバリエーションが大半を占めている気がして、相対的にみて女性誌の方がレベルが上だなー、と常々思っているのですが、こちらのムック本(昨年夏発売)は、ショップオーナーや建築家などインテリアのプロのこだわりのある部屋などを取り上げているだけあって、比較的見応えのある出来になっていると思います。
北欧のアンティークやデザイナーズ家具もけっこう出てきます。
「プロの感性がつくる部屋」「椅子のある部屋」「スタイルのある部屋」「海外部屋」などカテゴリー分けして、おしゃれな部屋が紹介されていますが、必ずしも"お金があれば実現できるインテリア"ばっかりじゃないのが、いいですねー。
必要なのは、センスとアイデアとちょっとした手間と...やっぱり少々のお金(笑)
「プロの感性がつくる部屋」では、家具屋オーナー、インテリアデザイナー、建築家、現場監督などプロ5人の部屋が紹介されているのですが、この5人がすべて東京在住じゃないところが面白いですね。
福岡、神戸、静岡、熊本、名古屋。
う〜ん、たまたまなのか、時代が変わってきているのか?
また、名作椅子もフューチャーされていて、部屋の紹介とは別に、「椅子コレ」「スタイル別椅子カタログ全40脚」などの特集も。
「海外部屋」のLONDON在住インテリアデザイナー・ホルカ氏の"究極のオープン収納"は、"そうくるかー"とちょっと唸ってしまいました(笑)