ボーエ・モーエンセン
デンマークの家具デザイナーで、ウェグナーの親友・ボーエ・モーエンセン(Borge Mogensen)。
日本ではウェグナーほどの知名度はありませんが、「100%納得いくまで製造、販売はしない」と言う思想の元、 J39やSpanish Cairなど数々の傑作を生み出した職人的なデザイナーです。
ウェグナーのルーツは、中国の明代の椅子ですが、モーエンセンのルーツは、シェーカーチェアだそうです。
シェーカーチェアは曲線部分がほとんど無く、直線のみで構成されています。
それゆえ、モーエンセンの椅子も直線的で、ウェグナーの椅子の優美さと比べると無骨な印象を受けますねー。
日本人の好み的にはやはりウェグナーの方が人気がでそうですが、モーエンセンの椅子もすばらしいんですよ。
こちらのSPANISH CHAIRも、革の座面が座り心地悪そうに見えますが、いやいや、どうして、ちょっと堅めの座り心地がなかなか良くて、私は好きですねー♪
ちなみに、こちらはウェグナーがモーエンセンの息子の誕生祝いにデザインし、プレゼントした家具です。
ピーターズチェア&テーブル
二人の親交の深さがわかります。