| 北欧家具HOME |
来月、ちょっと北海道に遊びに行くので、なにか面白いものないかな〜と検索してたら見つけました。
「ボーエ・モーエンセン 生誕100年 FURNITURE FOR THE PEOPLE!」
日時: 〜2015年5月31日(日) 11:00〜17:00
会場:チェアーズギャラリー
旭川市宮下通11丁目 蔵囲夢内 コレクション館
2014年に生誕100年を迎えたデンマーク家具界の巨匠 Borge Mogensen(ボーエ・モーエンセン)の記念作品展です。
北欧家具を中心とした椅子の研究者である織田憲嗣氏が所有する「織田コレクション」から31点の作品を展示しています。
織田コレクションか〜、織田さんの著書にはお世話になってるんですよねぇ。。。
旭川といえば、家具造りが盛んな土地なんで、面白いものがあれば足を延ばそうかと思ったのですが、これだけだとちょっと微妙だなあ。もう少し探してみるか。。。
アルネ・ヤコブセンの代表作"セブンチェア"。
このセブンチェアが誕生から60周年を迎え、それを記念して2種類の「セブンチェア60周年記念モデル」が、2015年1月から12月末までの1年間限定で販売されます。
記念モデルは、落ち着いたダークブルーのシェルに粉体塗装仕上げの脚を合わせたモデルと、温かみのあるペールピンクのシェルに24金の金メッキ脚を合わせたモデルの2種類。
「相反する魅力」をテーマとしており、それぞれ男性的なイメージと、女性的なイメージにまとめられています。
メーカーはもちろんフリッツ・ハンセン社。1968年にヤコブセン自身がデザインしたカラーパレットにインスピレーションを得たそうです。
一年限定の販売(受注生産?)なので、気になる方はお早めに。
個人的には、ピンクの方はともかく、ダークブルーのモデルは記念モデルの割にはちょっとインパクトが足らない気がしますけどねぇ(^^
ハンス・J・ウェグナーがデザイン、GETAMA社製のアームチェア「GE-215」。
こういったラウンジチェアやソファなんかのウェグナー作品で、全体が金属フレームというのは珍しい(^^
言われてパッと思いつくのは「フラッグハリヤード」ぐらいだなぁ。(脚がスチールパイプというのはままありますけどね)
ただし、肘には木材をもってくる(オークかな?)のはウェグナーらしいこだわりでしょう。
背もたれを受け止めるのはキャンバステープ、座面を支えるのは波形スプリング、なので経年には弱そう。。。
つまり、けっこうなレアものでしょうね♪
と思ったら、『こちらは10数年前に造られたヴィンテージ家具です』と書いてあるので、そんなに古いものじゃないのかぁw
ファッションデザイナーのポール・スミスがデザインしたマハラム社製のテキスタイルを、ハンス.J.ウェグナー・デザインの名作家具に張ったスペシャルなコレクションが、カール・ハンセン&サン フラッグシップ・ストアで展示されています。
と思ったら、11月9日(日)つまり昨日までだったみたい(><)
うーん、知るのが遅かったorz
本コレクションは、ウェグナー生誕100周年を記念して実現したものだそう。
カラフルなカラーリングがちょっと新鮮です(^^
定番のYチェア(CH24)には、布地張り部分がないので、専用のクッションが作られたようですねw
今年はハンス.J.ウェグナーの生誕100周年です。
それを記念した、特別限定モデルのペンダントライト「The Pendant」。
ウェグナーが自邸に使用するために、1962年にデザインした「The Pendant」シリーズの特別限定モデルを、IDC大塚家具の45周年も記念して、大塚家具オリジナル仕様で45台限定発売するそうです。
ややこしい。。。
Wネームってのは聞いたことありますが、W記念モデルっていうんですかね?(^^
当然、シリアルナンバーの刻印が入ります♪
ハンス・J・ウェグナーのイージーチェア「GE-501A」です。
これは、ウェグナーとGETAMA社によって1967年に生産された「GE-501」を、現在の技術を使ってリニューアルしたものだそうです。
プライウッド・フレームのイージーチェアで、肘までクッションで覆うのは、ウェグナー作品としては珍しいかも!?
製作当時の成型材はまだ高価だっため、生産数は限定的だったそうですが、今回は以前よりは安くなったもよう。でも、高いですけどね(笑)
↑の写真だと、左のキルト張りはポップで、右の革張りは高級感がありますね〜(^^
今年は、ハンス・J・ウェグナー生誕100周年だそうです。
そして、それを記念して、樹齢100年のビーチ材で作られた特別なYチェアが発売されるんだとか。
もちろん限定販売で、数は400脚。シリアルナンバーが刻印されたプレートが付くとのこと。
しかも、値段は通常のYチェアと変らないんだそうです。
ほぉ〜。まぁ、たしかに(プレート以外で)見た目は変りませんからねw
で、販売は全世界でアクタスだけだとか。
なんだ、それ? つまり、ターゲットは日本人ってことですか。
さすが、世界で一番Yチェアが売れる国ww
狙い通り。。。私も欲しいなぁ〜(^^
予約販売はすでに始まってます。気になる方は、アクタスに急げ〜!!
H.J.ウェグナーのソファ「JH-554」です。
肘が背と同じ高さでちょっとボックス席という印象のこのソファ、ウェグナー作としては珍しいデザインだと思います。
メーカーは品番からもわかるように、Johannes Hansen(JH)社。
いま市場に出回っているウェグナーのソファはGE(Getama社)が多いですから、それだけでもレアものといえます。
また、そっくりなデザインで、AP-18SというソファがAP STOLEN社からも出ているようです。
ウェグナーは似たデザインのものを複数のメーカーで造ったり、改良版に改良版を重ねていったりするので、製作した作品の全貌がはっきりとわからないらしいんですよねw
Yチェアに関する、こんな記事を発見。至極真っ当な判決のように思いますが。。。
Yチェア、立体商標と認める判決…知財高裁
背板がY字形にデザインされた椅子「Yチェア」の立体商標登録を巡り、製造元の家具メーカー「カール・ハンセン&サン」(デンマーク)の日本法人が、登録を認めなかった特許庁の審決取り消しを求めた訴訟の判決が29日、知財高裁であった。
飯村敏明裁判長は「約60年にわたって特徴的な形を変えずに販売され、一般に広く知られている」と述べ、審決を取り消した。判決が確定すれば、同庁は審決をやり直すことになる。
同社によると、Yチェアは全世界で70万脚以上を販売。同社は日本で「Yチェア」の名称を商標登録し、その後中国製の模倣品が出回ったため、2008年2月に立体商標の登録を出願した。だが特許庁は昨年6月、「他社の商品と識別できない」と認めなかった。
(引用:読売新聞 2011年6月29日19時59分)
でも、リプロダクト/ジェネリック品と呼ばれるものは、版権切れで合法なんですよね!?
模造品との違いは?
先日(11/20)放送された日本テレビ系のトークバラエティ「アナザースカイ」、ゲストは有名アートディレクターの佐藤可士和さん。
佐藤さんの"アナザースカイ"はデンマーク・コペンハーゲン♪
そこでMCのLIZAさんがコペンハーゲンに飛び、ロイヤルコペンハーゲン・王立図書館を紹介したあと、フリッツ・ハンセン本社に潜入w
セブンチェアやエッグチェアの製造工程を紹介していました☆
先日紹介した、北欧スタイル『IKEAデザイナーの課外授業』に載っていた、ウェグナー・デザインの「チャイニーズ・ベンチ(PP266)」。
チャイニーズチェアの基本構造をそのままアレンジしたベンチです。
PPという品番からわかるように、PPモブラー(PP MOBLER)社製。
チャイニーズチェアも技術を要する作品ではありますが、このベンチはさらに、曲げ木の最新テクニックが必要とされた作品だそうです。
チャイニーズチェアは何度も実物を見たことがありますが、このベンチ・タイプはレアですねー。
なんでも、滋賀県守山市にある佐川美術館(設計施工:竹中工務店)に置かれているそうです。
建物自体も見ごたえのありそうな美術館ですし、ちょっと行ってみたいなぁ♪
【サイズ】
W1,320×D580×H800×SH410mm
H.J.ウェグナーファンに限らず、インテリア好きならおなじみ「Yチェア(CH24)」。
そのYチェアに「ブラック&ホワイト」バージョンが登場♪
8月26日から伊勢丹新宿本店で限定発売されているそうです。
なんでも、このホワイトバージョンは、世界ではじめてホワイトペーパーコードの座面が採用されるほか、メープル材のホワイトオイルフィニッシュのフレームが日本初展開となるそうです。
白フレーム×白座面、白×黒、黒×白、黒×黒の4タイプ(各限定50脚)が発売されるそう。
個人的には、白×白か、白×黒がよいかなー♪
お値段は¥103,950と、ナチュラルバージョンよりちとお高めですが、うーん、ほしーい☆
先日(7月22日)、日テレ系バラエティ『サプライズ』において、岡田美里さんの自宅が紹介されていました。
「家のデザインのコンセプトは"デンマーク"」というだけあって、北欧家具満載のお宅で、見応えがありましたよー♪
♯
岡田美里さんの自宅を、えなりかずきが訪問。
えなりくんがインターフォンを押すと、美里さんが玄関にお出迎え。
さっそく玄関に入ると、正面には青い壁に絵画、おしゃれなコート掛けに帽子。
サイドには、サーフィンのロングボードが立てかけてあり、
「40歳で波乗りはじめたんですよ」と美里さん。
感嘆しきりのえなりくんが「家のデザインのコンセプトは?」と尋ねると、
「北欧、デンマーク♪」と美里さん。
玄関から上階に上がる階段の踊り場には、何気に、母から預かっているというガレの置物(花瓶?)が。500万すると聞いて、えなりくんもビックリw
五反田駅前にある、東京デザインセンターへ行ってきました。
バブル景気の真っ最中、かのマリオ・ベリーニの設計で建てられた、コンクリ打ち放し系が印象的なビル。
うわー、すごい久しぶり。何年ぶりだろ、かれこれ10年以上は経ってるかな!?
今回訪問の最大の目的は、北欧デンマークの家具メーカー・フレデリシア社のショールーム(SR)です♪
前々からきになってたんですよねー。
ボーエ・モーエンセン・デザインの、FREDERICIA(フレデリシア)社の名作『SPANISH CHAIR(スパニッシュチェア)』。
モーエンセンはスペイン好きで、スペインの貴族に使われていた一枚革の木製椅子をヒントに、この「スパニッシュチェア」が生まれたそうです。
その中でも、アームの幅の広さにインスピレーションを受け、チェアのアーム本来の機能としてだけではなく、新聞やコーヒーを置ける、という2つの機能を持つようにデザインされました。
また、自動車の普及によって職を失った馬具職人たちの救済も考慮された、一枚革のデザインが庶民派のモーエンセンらしい☆
見た目、革の座面の座り心地はどうなんだろう?と不安になりますが、なかなかどうして、ちょっと堅めの座り心地がなかなか良いんですよねー♪
無垢材と本革といった素材に、デザイン性&機能性と、とても贅沢な作品ですね。
ハンス・J・ウェグナー デザインの『スリーレッグドシェルチェア』。
いわゆるウェグナーぽくない、派手なデザインのイスですよね♪
第二次世界大戦後、成型合板による三次元曲面の実現に世界中の家具デザイナーが挑戦を繰り返していた頃、同じくウェグナーも試みたイスのひとつが、フリッツハンセン社から発表した"シェルチェア"。
それをさらに発展させたものがこの"スリーレッグドシェルチェア"です。
発表当時は商品化(量産)されませんでしたが、近年商品化されるようになりました。
先日実際にこの椅子に座る機会があったのですが、座ってみてビックリ!
見た目重視に見えるデザインとは裏腹に、安定感のある座り心地は抜群☆
さすがウェグナーです(笑)
ちなみに、これらウェグナーが考えた成型合板のイス"シェルチェア"たちが、イームズに影響を与え、彼の代表作"ラウンジチェア"を生むことになったそうです。
1960年にデザインされた、ハンス.J.ウェグナーの『ウイングチェア(CH445)』。
先日、外苑前にあるカール・ハンセン&サン社のショールームで初めて座ってきました。
ウイングの様に広がった背もたれが印象的なデザインですね♪
ハンス・ウェグナーデザインだけあって、すわり心地も抜群。
座面が広いので、横を向いたり、足をたたんで体育座りをしたりと、同じ姿勢でいなくてもいい、まさにイージーチェアですね♪
そうそう、前回紹介した家具屋『O-ROSE FURNITURE (オーローズ・ファニチャー)』のある外苑西通りには、ハンス.J.ウェグナーの椅子を作りつづけていることで有名なデンマークの家具メーカー「Carl Hansen&son(カール・ハンセン&サン)」社のショールームもあるんですよね。
昨年(2008年)100周年を迎えたという、そのカール・ハンセン社のショールームにも寄りました♪
場所は、東京メトロ・外苑前駅から歩いて3分ほど、ビジネスビルの1Fにあります。
ショールーム内には、Yチェア(CH-24)をはじめ、CH-25,CH-28,CH-36,CH-44,スリーレッグド・シェルチェア(CH-07)などのウェグナーの名作椅子が並び、座り放題なのがうれしいところ♪
外苑西通りを歩いてると、ショーウィンドウにデンとサークルチェアを飾っている家具屋『O-ROSE FURNITURE (オーローズ・ファニチャー)』を発見♪
しかも、ウィンドウの下壁には、ザ・チェアやChinese chairなどH.J.ウェグナーの椅子のシルエットイラストが描かれているではありませんかぁ。
これは、入らないわけにはいきませんw
店内には、ウェグナーのPPモブラー社製の椅子がズラリ♪
ザ・チェアを眺めながら「こちらは現行品中心のお店なんですか?」とオーナーさん(?→あとで頂いた名刺の肩書きは"取締役"さんでした)にたずねると、「ええ。みなさん誤解されてるんですけど、ザ・チェアはヨハネスハンセン社などのビンテージものよりも現行品(PPモブラー社)の方が品質がいいんですよ。ウェグナー自身もそうおっしゃってます」と熱く語っていただきました。
なんでも、当時のヨハネスハンセン社には何十もの下請け工場があって、ザ・チェアの製作もそれぞれに割り振られていたため、工場ごとに品質の差があったそうです。
とくに、ヨハネスハンセン社の経営が傾いてからは品質の低下はひどく、怒ったウェグナーが契約を打ち切り、ヨハネスハンセン社の下請け会社のひとつだったPPモブラー社に製作権を移したのだとか。
で、ウェグナーは死ぬ間際までPPモブラー社の品質に目を光らせていたので、現行品の方が確かだとのこと。
2007年1月にオープンした、建築家・黒川紀章氏の遺作である「国立新美術館」に行ってきました。
黒川紀章氏といえば、世間一般的には、晩年の選挙活動を通じて"奇人"という印象でしょうが、建築を勉強した人間にとっては、"鬼才""巨匠"と言っていい偉大な建築家です。
地下鉄千代田線乃木坂駅から歩いて数分、木々に囲まれてこの美術館はあります。
前面を覆うガラス・カーテンウォールが大波のようにうねるファサードが、近代的で印象的な建物です♪
天井高21mのエントランスロビーのアトリウムには、日の光りが燦々と降り注ぎます。
北欧・デンマークの有名デザイナーKai Kristiansen(カイ・クリスチャンセン)の代表作チェア。
小振りな肘掛け、およびそれに連なる後ろ脚の美しさが、特長のダイニングチェアです♪
背もたれは若干稼動し、座る角度に合わせてホールドしてくれるなど、デザインだけではなく利便性も兼ね備えた逸品。
実はこの椅子、けっこう最近までアノニマス扱いだったそう。
ようやくカイ・クリスチャンセンのネームバリューが追いついたようですねw
このブログでは北欧家具の数々を取り上げてるわけですが、私個人としてはハンス・J・ウェグナーがとくに大好きです♪
そんなウェグナーの椅子が充実しているのが、インテリア・サイト『家具、食器棚、シモンズ、日本ベッド、MKマエダ、パモウナ、コスガ、Yチェアのアットイース』。
↑はAT-EASE(アットイース)で取り扱っているウェグナーのチェア代表作の一部。
左より、Yチェア、ザ・チェア、チャイニーズチェア。
「Yチェア」はウェグナー作品の中でも最も日本人に人気があり、最も多く売られた椅子ということで、「ザ・チェア」は米・ケネディー大統領とニクソンがテレビ討論の時に座っていた椅子として、有名ですね♪
ほかにも、ピーコックチェアやカウホーンチェア、ヴァレットチェアなどなどもあります。
FREDERICIA(フレデリシア) 社のモダンなチェア『STINGRAY(スティングレイ) 』。
FREDERICIA(フレデリシア) 社は、デンマークの老舗家具メーカー。
名作を数多く遺したデンマークデザインの巨匠、ボーエ・モーエンセンのソファやダイニングチェアをはじめとした、質の高いデンマーク家具をつくり続けている会社で
す。
そういえば今年の6月に、日本初となるショールームが五反田にオープンしましたね。
エイ(魚)をイメージしているという、この椅子のフォルム、かっちょいいですね♪
普通に座るよりも、脚をアームに乗せ寝椅子のように座るとさらに気持ちがいいらしい♪
↑の写真は、真空成型によるプラスティック・シェルですが、レザー張りやファブリック張りタイプもあるそうです。
ちょっと実物を見に、五反田行ってこようかなぁw
【フレデリシア・ファニチャー 東京ショールーム】
品川区東五反田5-25-19 東京デザインセンター6階
03-5789-2897
10:00〜18:00 土・日・祝日休み
http://www.fredericia.com
デンマークの巨匠ハンス・J・ウェグナーが、親友のデザイナーであるボーエ・モーエンセンに息子ピーターが誕生したときに、それを祝ってデザイン&プレゼントした『ピーターズチェア&テーブル』。
その子の名前・ピーターを冠しているわけですが、そのピーターの名付け親もウェグナーだそう。
なんと、彼の父親の名もピーターで、尊敬する父親の名を親友の息子にプレゼントしたのだとか。
ウェグナーとモーエンセンの絆の深さを物語ってますねー♪
さて、肝心の家具のほうですが、釘やネジは一切使用されておらず、手で簡単分解、組み立てられるノックダウン構造となっているそうです。
また、木の温もりに触れられるよう一切塗装を施さず、安全面に配慮し、角を丸く加工しています。
ピーターにプレゼントされて以来、50余年を経た今もなお売れているベストセラー作品です。
知り合いの出産祝いに最適ですね♪
遅ればせながら、映画『かもめ食堂』をDVDで観ました。
北欧・ヘルシンキでカフェ(←正確には食堂w)をオープンするという、いかにもいまどきの女子うけしそうな設定に、片桐はいり→室井滋にすれば『やっぱり猫が好き』なキャスティングと、ちょっと狙いがバレバレな気がして食指が動かなかったのですが、評判はすこぶるよろしいようなので、観てみた次第ですw
で、観おわった感想は、評判どおりよかったですねぇ♪
なにか大きな出来事が起こるわけでもなく、淡々と、そしてまったりとストーリーが進んでいくのですが、そんなゆる〜い空気感を狙っていることを分かりながらも、はまってみるとけっこう心地いい(^ ^)
ポール・ケアホルムによって1978年にデザインされながら、今日までプロトタイプしか存在していなかった、幻の作品「PK8 ダイニングチェア」。
約30年の時を経て、妻ハンナ・ケアホルム監修のもと、フリッツハンセン社により、ようやく製品化されたそうです。
オリジナルは、革張りシェルにスチールベースという仕様だったそうですが、ラッカー仕上げのABSプラスチックシェルにアルミニウムベースへ変更。
これは軽量化を図ると共にコストを下げ、ケアホルム作品をより身近に、という意図が込められているとのこと。
たしかに、ケアホルム作品は重いものが多いんですよね〜。
シェルと脚のジョイントは、ケアホルムらしさばりばりですw
まずは、実物を見てみたいですねぇー!
デンマークの若きデザイナー トム・ステップが、モーエンセンの名作『J39』をリ・デザインした作品『JIVE(ジャイブ)チェア』です。
この椅子には、面白い誕生秘話があります。
1995年、デンマーク・コルディング市の美術館で、若いデザイナー達によって、ハンス・ウェグナーのYチェアがチェーンソーで切り刻まれるという、斬新なイベントがあったそう。
彼らはデンマークの巨匠達の影に隠れてしまい、自分たちの自由な思想が出せない環境に、反発していたのだとか。
そんな状況に、家具メーカーは自分たちにも責任があると反省し、若いデザイナー達を育てていかなくてはいけないと考えた。
pour annickが復刻させたKai Kristiansen(カイ・クリスチャンセン)の"paper knifeアームチェア。
ペーパーナイフに似た形のアームが特徴的なチェアです。
このアームの部分は削りだしですかね?
フィンユールのアームチェアなど、デンマーク家具の削りだし技術はすばらしいですからね♪
デザイナーのカイ・クリスチャンセンは、ハンス・ウェグナーやボーエモーエンセンと同様、 コーア・クリントのデザイン思想「古代は現代よりモダンである」—過去のものから良いところを取り入れ、さらに人間工学を考慮したデザイン— を担った世代のデンマークのデザイナーです。
いわゆるデザイナー家具としてみたら、お値段も手ごろ!?
【サイズ】
アームチェア:W630× D700× H750× SH400 mm
オットマン:W600× D400× H400 mm
【材質】
ウォールナット
先日、モーエンセン・デザインのJ39発表50周年記念企画のためにデザインされた椅子『MIKADO(ミカド)』を紹介しましたが、こちらはアルネ・ヤコブセンによりデザインされた、名作エッグチェアの誕生50周年記念特別モデルです。
フリッツ・ハンセン社より、2月1日から999台限定で世界同時発売されるとのこと。
う〜ん、レザーとスエードのコンビネーションが超カッコよいですね〜♪
当然お値段も、目玉が飛び出る160万円超!
999台の内、日本にはどのくらい入荷されるんでしょうか? 気になるところです。
このモデルのお取り扱い店舗などは2月1日以降、フリッツ・ハンセン社のウェブサイトのエッグチェア50周年記念専用ページで確認できるようです。
とりあえずは、用賀の北欧中古家具店「スカンジナビアンファニチャーサービス(SFS)」では、1台の先行予約を受け付けている模様。
ああ、宝くじでも当たらないかなー(笑)
モーエンセン・デザインのJ39発表50周年記念企画のためにデザインされた椅子『MIKADO(ミカド)』。
座ると適度にしなる背は、軽やかなデザインでありながら、驚くほどの強度。
笠木が入ってないのに、驚きですねー♪
なんでも、デンマークにある"MIKADO"というゲームで、何本もの箸のような細いピンを片手で持ち、地面に投げつけたときに扇状に広がるピンの美しさからイメージを得て、デザインされたそうです。
で、そのゲームは名前"MIKADO(帝)"から察せられるとおり、日本から来たといわれているそうです。
う〜ん、現在日本にそんなゲーム残ってない気がしますが、昔あったんですかね?
アーム付きとアーム無しがあり、2002年グッドデザイン賞受賞作品です。
個人的には、アーム付きの方がよいかな!?
「北欧モダン・デザイン&クラフト展」が開催されている東京オペラシティ・アートギャラリーのミュージアムショップで見つけて、即買いした本です。
「美しい椅子」シリーズの第1冊目で、以前からほしかった本なのですが、たしか絶版扱いになってて手に入れられなかったんですよねー。いつの間に復活した?w
(奥付をみると2003年12月20日初版で、2007年11月10日第2刷となっています)
で、特筆すべきは、この手の本では異例とも言うべき文庫本サイズ!
しかも、カラー写真もふんだんで、税込み714円です。
う〜ん、すばらしい♪
先日紹介した「北欧モダン・デザイン&クラフト展」にようやく行ってきました。
現在('08年1月14日まで)東京オペラシティ・アートギャラリーにて開催されています。
1940年代以降のデンマーク・ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの北欧4カ国の、照明・椅子・陶磁器・ガラス器などのデザイン&クラフトを、"伝統""機能""表現"の3つのアプローチで紹介しています。
楽しかったですよー♪
私としては、ヴィンテージものの貴重な椅子がいくつも見れて、テンション上がりまくりw
ハンス・ウェグナーの"ザ・チェア""チャイニーズチェア"は超レアな初期バージョン。
"ザ・チェア"の初期バージョンは中古家具屋で一度見たことがあったのですが、"チャイニーズチェア"の初期バージョンは初めて!
最大の違いは、笠木が曲木(現行)か、削り出し(初期)か、なんですが、写真やパッと見では大して差はかんじないんです。
しかし、近くで見るとディテールがすごく違うんで、ビックリ。
やっぱ、削り出しは職人技ですねー♪
言わずと知れたハンス・ウェグナーの代表作"Yチェア(CH-24)"。
日本でも人気の椅子ですが、不思議と中古品って出回ってないんですよねー。
まぁ、デザイナーズチェアとしては新品でも安いですから、本国(海外)から中古品を仕入れないのはわかります(コンテナ代で新品と値段がかわらなくなる!?)が、国内のものが流出してもよいと思うのですが。。。
そんなわけで気になるのは、ジェネリック(リプロダクト)品。
ジェネリック品って、ご存知ですか?
医薬品などで聞いたことはあるかもしれませんが、家具の場合、意匠版権の切れた製品をオリジナルに忠実に復刻したものです。(※くわしくは下記参照)
最近は、正規品が高価なバルセロナチェアやイームズのラウンジチェアなどがけっこう出回ってますね。
で、↑こちらはいわゆる"Yチェア"のジェネリック品(中国製)で24,150円と、お安いですねー♪
正規品(CH-24)は、カールハンセン社製(ちなみにCarlHansenの頭文字をとってCH)でだいたい7万円以上ですからね。
デンマークを代表する家具デザイナー・ポール・ケアホルムのチェア"PK-22"。
北欧、とくにデンマークの家具と言えば、ウェグナーやフィン・ユール、モーエンセンなど美しい木製の椅子を得意とするデザイナーが多い中、ポール・ケアホルムは独自の路線で優れた作品を数多く発表し、特異な存在感を放っています。
金属を中心にフレームの強度を利用して木材では表現できない、シンプルでエッジのきいたフォルムが、彼のつくる家具の特徴です。
この"PK-22"は、ミース・ファン・デル・ローエの代表作・バルセロナチェアを超えようとしてつくった作品といわれ、たしかにバルセロナチェアよりもシャープでエッジがきいています♪
座面は、レザーのほか、籐やキャンパス地タイプもあります。
デンマークの家具デザイナーで、ウェグナーの親友・ボーエ・モーエンセン(Borge Mogensen)。
日本ではウェグナーほどの知名度はありませんが、「100%納得いくまで製造、販売はしない」と言う思想の元、 J39やSpanish Cairなど数々の傑作を生み出した職人的なデザイナーです。
ウェグナーのルーツは、中国の明代の椅子ですが、モーエンセンのルーツは、シェーカーチェアだそうです。
シェーカーチェアは曲線部分がほとんど無く、直線のみで構成されています。
それゆえ、モーエンセンの椅子も直線的で、ウェグナーの椅子の優美さと比べると無骨な印象を受けますねー。
1912年デンマーク・コペンハーゲンに生まれ、アルネ・ヤコブセン、ハンス・ウェグナーらと同時期に活躍した、フィン・ユール(Finn Juhl)。
デンマークを代表する建築家であり、"家具の彫刻家"と称された家具デザイナーです。
代表作には、"世界で一番美しい肘掛を持つ椅子"と言われる「イージーチェア No.45」や「ペリカンチェア」など。
言わずとしれたデンマークの有名家具デザイナー・アルネ・ヤコブセン(Arne Jacobsen)。
日本では、家具デザイナーというイメージが強いですが、一流の建築家でもあります。
彼が設計を手がけた、コペンハーゲンにあるSASロイヤルホテルは有名ですね。
デンマークの家具デザイナーとしては、ハンス・ウェグナーも有名ですね。
そこで、ハンス・ウェグナーと彼の関係性ですが、1940年ヤコブセンがオルフス市庁舎のコンペに勝ち、ウェグナーが彼の元、家具のデザインを担当しています。
つまり、ヤコブセンはウェグナーの師匠筋と言えるかもしれません。
もっとも、時代の先端を行き、派手なデザイナーというかんじのヤコブセンと、実直で職人気質なウェグナーという、イメージは正反対ですけどね。
ヤコブセンの代表作といえば、アント(蟻)チェア、エッグ(卵)チェア、スワン(白鳥)チェアと名付けられた椅子たちですね。
世界で最も売れたデザイン名作家具の中のひとつと言えるでしょう。
実際、日本でも人気ですよねー。
北欧デザインを堪能できる、'07年大注目の展覧会『北欧モダン・デザイン&クラフト展』が今春より開催されるそうです。
内容は、数々の巨匠デザイナーを輩出した'50〜60年代の北欧デザインを代表する家具や陶器、ガラス、プロダクト等のインテリア全般を網羅し、詳しく紹介するというもの。
詳細情報はまだそれほどオープンになっていないようなのですが、気になる方は下記のHPを要チェックです。
→アプトインターナショナル(株)
http://www.apt.co.jp/apt/contents/exhi/exhi.html
■開催期間・会場(予定)
1)07年4月4日〜5月17日 長崎県美術館
2)07年7月1日〜9月2日 宇都宮美術館
3)07年9月15日〜10月21日 京都市美術館
4)07年11月3日〜08年1月14日 東京オペラシティアートギャラリー
東京は、まだまだ先ですけどねー(笑)
中目黒にある北欧アンティーク家具のお店『non gassata』。
以前、紹介した、同じく北欧アンティーク家具『hike』の近くにあります。
"1950年〜1970年頃の北欧家具の有名デザイナーの作品を多く取り扱っている"とのことで、実は私も今回はじめてうかがったのですが、ウェグナー作品が多くビックリ。
今回、そんなに広くないお店にあったウェグナー作品は、アームチェア CH-20とソファ GE-290 3seatだけだったのですが、次回のコンテナ(入荷予定)では下記のウェグナー作品が入るみたいです。
ほかにも、アアルトのダイニングセットなどもあるようなので、ご興味のある方はホームページをチェックしてみてください。
すでに予約がけっこう入ってるみたいですよー。
偉大な巨匠ハンス・Jウェグナー氏が、1月26日、92歳でお亡くなりになられたそうです。
心よりご冥福をお祈り致します。
ここ数年は創作活動をお休みして静養されているとのことでしたが、年も年だからなぁ。。。と思っていたのですが。。。残念ですね。
ひとつの時代が終わりを告げた、というかんじですか。
ただ、素晴らしい作品がたくさん残っていますから。
今後、回顧展なども多く企画されることでしょう。
先日紹介しました、ハンス・ウェグナーのThe Chairですが、ウェグナーはリデザインを繰り返すということもあり、現在作られているこの椅子とは少しデザインが違う"オールドタイプ"が存在します。
このオールドタイプと現行タイプとの違いは、笠木の背の部分です。
オールドタイプには籐が巻かれて、笠木のジョイント部分が隠されていますが、現行タイプではフィンガージョイントという方法が取り入れられ、籐を巻かなくなったそうです。
このオールドタイプを、表参道の中古家具屋で見つけてしまいました♪
私もこのタイプを目にするのははじめてなので、えらく感動してしまいましたよ。
家具・照明・雑貨などの様々なプロダクトから、新品・中古、ジャンル、国籍を問わず世界中から集めた、いわゆるセレクトショップですが、チーク系の北欧中古家具も多数置いてあります。
そのほかにもSeven Chairなどの北欧デザイナーズのチェアや照明なども。
また、杉の間伐材から作る新しい木のカタチ「MONACCA」というシリーズが面白いです。
これは、エコアス(高知県馬路村)とプロダクトデザイナーの島村卓実氏が製作した、杉の木の間伐材を再利用したエコ・プロダクツで、木製のカバンやザブトンなどなかなかユニークです。
「arenot 渋谷本店」は渋谷駅から少々歩くのが難ですが、覗いてみる価値アルお店です。
arenot 渋谷本店 【HP】
東京都渋谷区渋谷1-4-12
TEL 03-3400-9777
OPEN 11:00-20:00
[休業日のお知らせ]12/31〜1/3迄
今回は中古家具屋さんではありません。
ご存知、北欧モダンのインテリア専門店イルムス池袋に行ってきました。
北欧インテリア専門店『イルムス(Illums)』
http://www.illums.co.jp/
北欧モダンの家具などを手に入れるなら、都内随一の品揃えを誇るショップです。
関東(池袋、丸の内、横浜など)のほか、名古屋、大阪、福岡など全国展開しています。
ウェグナーのYチェアのほかにも、アルネ・ヤコブセンのアントチェアやセブンチェア、アアルトのスツールなど、北欧の有名デザイナーズ家具が目白押しです。
ミッドセンチュリー系家具としては、超有名なPanton Chair(パントンチェア)。
デザインしたヴェルナー・パントンはデンマーク出身ですので、これも立派な北欧家具になりますね(笑)
そんなパントンが日本に影響を受けてデザインしたイスがあります。
先日デンマーク家具の巨匠として、ハンスJ・ウェグナーを紹介しましたが、さらに北欧家具で忘れてならないのが、フィンランドが生んだモダニズム建築の巨匠、アルヴァ・アアルトです。
バーチの積層合板(プライウッド)を使い、アアルトがデザインしたので有名な、下のチェアやスツールは誰しも一度は目にしたことがあると思います。
1932年に発表されたスツールは、"究極のスツール"ともいえる無駄のない3本脚のフォルムで、時代を経ても不変の美しさを実感させる名品と謳われています。
IKEA(いけあ)の進出で、すっかり北欧家具=スウェーデンな勢いですが、北欧家具、とくに中古家具なら、やっぱりデンマークですね。
チークのアンティーク家具には憧れます。
そのデンマーク家具で忘れてならないのは、デンマーク家具の巨匠であるハンス・J・ウェグナー。
デザイン性と手頃のお値段が魅力のYチェアは日本でも人気ですね。
4年ほど前になりますが、下記の展示会に行ったことがあります。
●武蔵野美術大学近代椅子コレクション
名作椅子130脚に座る -椅子デザインの系譜と座り心地-
この展示会がすばらしかったのは、展示している名作椅子130脚すべて実際に座れることでした。
嬉々として、座りまくりましたよ(笑